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コラム

2023.10.16デザインカラー

カラー ~色が与える印象、コーポレートカラーの考え方~

カラーの特徴

今回は色が与える印象や効果についてご紹介します。起業する際のコーポレートカラーの考え方や、ロゴの配色、デザインに関連したものを制作・依頼する時の参考だけでなく、プレゼンの資料作りといったものにも活用できます。ぜひ参考にしてみてください。

  • 赤:情熱、活力、明るさ、興奮、高揚
  • 青:知的、先進的、信頼、誠実、爽快感、速度
  • 緑:新鮮、リラックス、安らぎ、調和、安定、若さ、健康
  • 黄:愉快、元気、軽快、希望、賑やか、無邪気、カジュアル
  • 紫:上品、高貴、優雅、妖艶、神秘
  • ピンク:可愛い、幸福、愛情、柔らかさ、ロマンティック
  • オレンジ:喜び、活発、陽気、明るさ、暖かさ
  • 白:純粋、清潔、神聖、正義
  • 黒:高級感、重厚感、威厳
  • グレー:落ち着き、大人、真面目

赤 / RED

赤のイメージ

赤は感情の豊かな色であり、情熱や愛、力強さ、刺激、そして活力を象徴します。 ロマンスや深い愛情の象徴として使われる一方で、活気とエネルギーを高める効果があります。 赤は注意を引く色であり、視覚的なインパクトを持ちます。そのため、看板や広告、重要な情報の強調に頻繁に利用されます。一方で、警告シンボルや危険な場所の表示にも、使われることがあります。 心拍数を上昇させる効果もあり、興奮や情熱的な反応を引き起こすことが知られています。 文化や個人の経験によっても異なるイメージを持つ色であり、デザインの方法や使用する状況によって意味が変わります。

赤が使われる業種

  1. 飲食業: レストラン、カフェ、ファストフードチェーンなどで、食欲を刺激するためにロゴや看板に赤が使われます。
  2. 小売業: 店舗やセールスプロモーションの広告で、特別なイベントや割引を強調するために赤が利用されることがあります。
  3. エンターテインメント業: 映画やテレビ番組の広告、イベントチケット、舞台演出などで、興奮や刺激を与えるために赤が使われることがあります。
  4. 自動車業: 自動車のロゴや広告に赤が使用されることがあります。力強さや情熱を表現するために利用されることがあります。
  5. スポーツ業: スポーツブランド、スポーツチームのロゴやユニフォーム、イベントの広告などで赤がよく見られます。活力と力強さを強調するために利用されます。
  6. 健康・医療業: 赤は注意を引く色でもあるため、緊急性のあるメッセージや健康に関する警告などで使用されることがあります。

赤をコーポレートカラーにしている企業

  • コカ・コーラ
  • Adobe
  • YouTube
  • Netflix
  • NTTドコモ

赤を使う時の注意点

  • 危険物や警告といった標識でも使用されるため、使う場所や用途によっては注意が必要になる場合があります。
  • 赤のマークで有名な赤十字は、定められた組織以外が勝手に使うと法律違反になる場合もあります。知らずにデザイン要素として使ってしまい後から修正が必要になる事例もありますので、注意しましょう。

青 / BLUE

青のイメージ

青は幅広いイメージを持つ色です。空や海のような自然の要素を連想させ、安らぎや平穏を感じさせます。クールで落ち着いた印象を与え、知性や洗練を象徴します。また、青は信頼性や誠実さを表現し、ビジネスやコミュニケーションにおいて信頼感を生む効果があります。一方で、悲しみや寂しさとも関連付けられることがあります。 青の濃淡や使用されるコンテキストによって意味は異なりますが、一般的に静けさと安定感を感じる色として、ロゴデザインやブランディング、インテリアなどで頻繁に使用されます。

青が使われる業種

  • テクノロジー業界: IT企業やテクノロジー関連企業は、青を信頼性や知性を表現するカラーとして好んで使用します。
  • 通信業: 携帯電話会社やインターネットプロバイダなどの通信業界では、青を安定感や信頼性をアピールするために利用します。
  • 金融業界: 銀行や保険会社などの金融機関は、青を信頼性や安全性を象徴するために頻繁に使用します。
  • 航空業界: 航空会社は、青を空や海と結びつけ、安心感と信頼性を演出するのに使われることがあります。
  • 健康・医療業界: 青は清潔感や安心感をもたらす色として、病院や医療機関のロゴやインテリアに使われることがあります。
  • 教育業界: 青は知性や洗練を表現する色として、学校や教育機関のロゴやブランディングに使用されます。

青をコーポレートカラーにしている企業

  • ANA
  • サントリー
  • Facebook
  • IBM
  • American Express

青を使う時の注意点

  • 気分が落ち込んだ時の表現として「ブルーな気分」といった使われ方をするように、使い所によっては悲しい印象を与えてしまいます。
  • 信頼感を与える一方で、冷たい印象や無関心を連想させることがあります。使いすぎや他の色とバランスを取りながら使用しましょう。

緑 / GREEN

緑のイメージ

緑は豊かさと自然の象徴です。草や木々の緑、新芽や植物の成長を連想させます。癒しと安らぎをもたらし、心身をリフレッシュさせる効果があります。健康やバランス、持続可能性とも関連付けられ、環境保護の象徴としても利用されます。 また、知識や学問、教育とも結びつけられる色であり、学校や教育機関のロゴによく使われます。一方で、文化や地域によっては悪い運気や未熟さを意味することもあります。 緑の濃淡や使用されるコンテキストによって、異なる感情やイメージを伝える色として、広告、ブランディング、インテリアなどで幅広く使用されます。

緑が使われる業種

  • 環境・エコロジー業界: 緑は環境保護や持続可能性を象徴する色として、環境保護団体やエコロジー関連の企業でよく使用されます。
  • 農業・食品業界: 緑は自然と農産物を連想させるため、農業やオーガニックフードのブランドで頻繁に使用されます。
  • 教育業界: 緑は知識や学問、成長を表現するため、学校や教育機関のロゴやブランディングに使われることがあります。
  • リラクゼーション・健康業界: 緑は癒しと安らぎをもたらす色として、スパやリラクゼーション施設、健康関連のサービスで利用されることがあります。
  • 観光・自然関連業界: 観光業や自然保護地域のブランディングにも緑が使われます。自然の美しさや豊かさを表現するために利用されます。
  • 金融業界: 緑はお金や経済の安定を象徴する色として、金融機関や保険会社のブランディングで見られることがあります。

緑をコーポレートカラーにしている企業

  • スターバックス
  • 花王
  • 伊藤園
  • JR東日本
  • 緑十字社

緑を使う時の注意点

  • 使い方によってはカビや毒のイメージを連想させるので、合わせて使う素材や配色のバランスに注意しまししょう。

黄 / YELLOW

黄のイメージ

黄色は明るく活気に満ちた色であり、太陽や明るい日差しを連想させます。希望や喜び、幸福感を表現し、ポジティブなエネルギーや楽観性を醸し出します。 また、知性や創造性、コミュニケーション力を強調する色としても知られています。黄色は注意を引き、注目を集める効果があり、情報の強調や目立たせたい要素に用いられることが多いです。 ビジネスや広告、デザインにおいて、元気と明るさを伝えたい際に活用される色として、幅広い分野で見られます。

黄が使われる業種

  • 飲食業: レストランやファストフードチェーンは、黄色を元気や活気を表現するためのロゴやインテリアに使うことがあります。
  • 小売業: 黄色は目立つ色であるため、小売店舗やショッピングセンターの看板や広告に使用されることがあります。
  • サービス業: イベント会社やエンターテインメント業界では、黄色を楽しさやエネルギーをアピールするために利用します。
  • 保育業: 幼稚園や保育園などの保育施設は、明るさと快適さを伝えるために黄色を取り入れることがあります。
  • 芸術・クリエイティブ業界: 黄色は創造性やインスピレーションを象徴する色として、芸術家やクリエイティブ関連のブランディングで使われることがあります。
  • スポーツ関連業界: スポーツイベントやスポーツ用品ブランドは、活力や競争心を表現するために黄色を利用することがあります。

黄をコーポレートカラーにしている企業

  • ヤマト運輸
  • LOFT
  • マツモトキヨシ
  • マクドナルド
  • ニコン

黄を使う時の注意点

  • 黄色は黒と組み合わせて注意喚起の標識や看板にも利用されているので、誤解を与えるデザインにならないよう注意しましょう。

紫 / PURPLE

紫のイメージ

紫は高貴で神秘的な雰囲気を持つ色であり、赤と青の混合色です。ロイヤルや贅沢なイメージや精神的な側面を象徴し、創造性や洗練された感性を示します。 歴史的には貴族や王侯の象徴とされ、高貴な出自や優雅さを表す色として重用されてきました。 現代では、パープルカラーは芸術、ファッション、宝石、化粧品の世界で魅力的な要素として取り入れられています。また、スピリチュアルな側面にも注目され、内面の成長や変容、洞察力を象徴する色としても広く理解されています。 深い感性と個性を持つ色であり、洗練されたデザインやブランディングに活用されることがあります。

紫が使われる業種

  • ファッション・アパレル業界: 紫は洗練されたイメージを持ち、ファッションブランドや高級アパレルのロゴや広告デザインでよく使われます。
  • 宝石・ジュエリー業界: 紫は貴族的で贅沢なイメージを持つため、宝石やジュエリーのデザインにも頻繁に見られます。
  • 美容・化粧品業界: 紫は洗練されたイメージを与えるため、高級化粧品やスキンケア製品のパッケージや広告で使われることがあります。
  • 芸術・クリエイティブ業界: 紫は創造性と洞察力を表す色として捉えられることがあり、芸術家やクリエイターのブランディングで利用されることがあります。
  • 宗教・スピリチュアル関連業界: 紫はスピリチュアルな側面を象徴する色として知られており、関連する団体や商品で使われることがあります。
  • イベント・レセプション業界: 紫は高貴さを演出する色として、ウェディングやイベントの装飾やデザインによく取り入れられます。

紫をコーポレートカラーにしている企業

  • ANNA SUI
  • ヤマハ
  • FedEx

紫を使う時の注意点

  • 魅惑的なイメージがある一方で、怪しさや下品なイメージを連想させてしまう場合もあります。使用する際は配色のバランスに注意しましょう。

ピンク / PINK

ピンクのイメージ

ピンクは可愛らしさや優しさを象徴する色であり、赤と白の混合色です。女性らしい、ロマンティックな、そして愛らしいイメージを持ちます。 一般的には少女や若い女性に好まれる色として知られており、柔らかな印象を与えます。ファッションやコスメティック、インテリアデザイン、女性向けの製品やサービスでよく見られるカラーです。 また、ブランドや商品のブランディングにもよく利用され、可愛らしい要素を強調する際などに使われています。

ピンクが使われる業種

  • ファッション・アパレル業界: ピンクは女性らしいイメージを持ち、ファッションブランドやアパレルのデザインや広告でよく使用されます。
  • コスメティック業界: ピンクは可愛らしさやロマンティックさを表現するのに適した色であり、化粧品やスキンケア製品のパッケージや広告でよく見られます。
  • 子供向け商品業界: ピンクは子供や少女に人気のある色であり、おもちゃやキッズ用商品のデザインに多く用いられます。
  • インテリア・雑貨業界: ピンクは可愛らしいインテリアや雑貨アイテムに使われることがあり、特に女性や若い世代に人気です。
  • ウェディング業界: ピンクはロマンティックなイメージを持つため、ウェディングの装飾やテーマに頻繁に取り入れられます。
  • ブログやSNS業界: ピンクは女性向けのブログやSNSアカウントでよく使われるカラーで、個人ブランディングに利用されることもあります。

ピンクをコーポレートカラーにしている企業

  • ゼクシィ
  • サーティーワンアイスクリーム
  • バービー
  • ダイソー

ピンクを使う時の注意点

  • 可愛い、子供向けといったイメージがあるので、信頼性が求められる製品に対しては不向きな場合があります。

オレンジ / ORANGE

オレンジのイメージ

オレンジは明るく活気に満ちた色であり、赤と黄の混合色です。元気やエネルギー、温かさ、そして陽気さを象徴します。 日の出や日の入りのような温かい光を連想させ、希望や明るい未来への期待を表現します。また、オレンジは友好的で社交的なイメージを持ち、コミュニケーションや人間関係を促進する効果があります。 スポーティなブランドやフィットネス業界で使われることが多く、元気や活動性を強調する際にも選ばれます。食品業界ではフルーツやジュースのパッケージによく見られ、食欲を刺激する色としても知られています。 オレンジの魅力的な要素は、ポジティブな感情を引き出すことであり、デザインやブランディングに活用されることが多いです。

オレンジが使われる業種

  • 食品業界: オレンジは果物や野菜のイメージに関連しており、ジュースやフルーツ、野菜のパッケージやロゴデザインによく見られます。
  • スポーツ・フィットネス業界: オレンジはエネルギーや活動性を象徴する色として、スポーツブランドやフィットネス施設のロゴや広告に頻繁に使用されます。
  • コミュニケーション業界: オレンジは社交的で友好的なイメージを持ち、コミュニケーション関連の企業やサービス、イベントのプロモーションに利用されることがあります。
  • 教育・子供向け業界: オレンジは明るさと楽しさを表現し、教育機関や子供向け商品、遊び道具などでよく見られます。
  • 観光業界: オレンジは温かさや陽気さを連想させるため、リゾートや観光地のブランディングに使用されることがあります。
  • 広告・マーケティング業界: オレンジは注意を引き、行動を促進する色として、広告やマーケティングキャンペーンで活用されることがあります。

オレンジをコーポレートカラーにしている企業

  • amazon
  • au
  • サンマルクカフェ

オレンジを使う時の注意点

  • 目立つ色なので注目されますが、多用すると刺激が強く焦燥感や落ち着かない印象を与えてしまうので、バランスを考えて使用しましょう。

白 / WHITE

白のイメージ

白は純粋で清潔感があり、無色透明の光を反射するため、明るさや軽やかさを象徴します。清潔さ、無垢さ、誠実さ、平和、純粋さ、新しい始まり、調和、無限の可能性を連想させます。 他の色との相性も良く、様々な色と組み合わせて使用されています。 結婚式のドレスや医療現場の制服、ブランドロゴ、清涼飲料水のパッケージなどでも広く利用され、穏やかで洗練された印象を与えます。

白が使われる業種

  • 医療・医薬品業界: 病院や医療施設、薬局などでは、白を主要なカラーとして使用することが一般的です。白は清潔さと信頼性を表現し、医療環境に適しているとされています。
  • ホテル・旅館業: ホテルや旅館の客室やロビー、寝具などにおいて、白を用いることで清潔感や快適さを演出します。特に高級ホテルでは白が一般的です。
  • 美容・エステ業界: 美容サロンやエステサロンでは、清潔感やリラックス効果を重視して白を取り入れることがあります。
  • ファッション・アパレル業界: 白はシンプルで洗練された印象を与えるため、洋服やアクセサリー、シューズなどのデザインにも使われます。
  • 結婚式業界: 結婚式においては、純粋さや新しい始まりを表現するために白がよく使われます。ウェディングドレスや装飾、招待状などに白が取り入れられることが一般的です。
  • 家具・インテリア業界: 白はシンプルで清潔な印象を与えるため、家具やインテリアのデザインによく使われます。

白をコーポレートカラーにしている企業

  • SONY
  • アディダス

白を使う時の注意点

  • 白をメインに使う場合、割合が多すぎると単調で印象に残りにくいものになってしまう場合があります。アクセントとなるカラーを加えたり、相性のよい黒やグレーを使い、白のイメージを活かした配色を考えましょう。

黒 / BLACK

黒のイメージ

黒は色彩の中で最も暗く、無彩色の一つです。その深い暗さはしばしば謎めいた雰囲気を持ち、不確かさや神秘性を象徴します。夜 空に広がる無限の宇宙や深淵のような闇と結びつけられ、未知の世界への探究心を刺激します。また、黒は権威や力、厳格さを示す色としても知られ、正装やフォーマルな場面でよく用いられます。 一方で、喪に服する色としても一般的であり、哀悼や悲しみの感情を表現します。黒はコントラストを引き立て、他の色との組み合わせで魅力的なデザインを生み出すことができます。 その多面性と強烈な存在感から、芸術、ファッション、デザインの世界で重要な役割を果たしています。

黒が使われる業種

  • ファッション業界: 黒はクラシックで洗練された印象を与え、高級感やシックさを表現するためにファッションデザインでよく使用されます。リトルブラックドレスや黒のスーツなどが代表的な例です。
  • 装飾・インテリアデザイン: 黒はモダンでエレガントなインテリアデザインに頻繁に使用され、家具や壁紙、アクセント要素などに取り入れられます。
  • 自動車産業: 黒い車は一般的に高級車やエグゼクティブカーと関連付けられ、スタイリッシュでプレミアムな印象を与えます。
  • 広告・マーケティング: 広告やブランドロゴで黒を使用することで、信頼性や力強さを強調し、製品やサービスに対する信頼を高めることがあります。
  • 映画・エンターテインメント業界: 黒はサスペンスやドラマの演出に使用され、重要なプロットポイントやキャラクターの特徴を強調するのに役立ちます。
  • デザイン業界: グラフィックデザイン、ウェブデザイン、パッケージデザインなど、デザインのさまざまな分野で黒はコントラストや印象付けに使用されます。

黒をコーポレートカラーにしている企業

  • Apple
  • Nike

黒を使う時の注意点

  • 過度に黒を使用すると、デザインが暗く重苦しくなることがあります。適度に使用し、バランスを取ることが大切です。明るいカラーと組み合わせて活用することも考慮しましょう。

グレー / GRAY

グレーのイメージ

グレーは中立的で落ち着いた色で、無彩色の一つです。その色合いは白と黒の中間で、穏やかで控えめな印象を与えます。 グレーは中立性と均衡を象徴し、安定感と落ち着きをもたらします。また、洗練された印象も持ち合わせており、ビジネス環境やファッションにおいても広く利用されます。 さまざまな色と組み合わせることで、他の色の際立ちを引き立てる役割も果たし、調和のとれたデザインやインテリアを構築するのに適しています。 一方で、過度に使用すると冷たい印象を与えることもあるため、バランスを考えて取り入れることが大切です。

グレーが使われる業種

  • ファッション業界: グレーは洗練された印象を持ち、ビジネスウェアやカジュアルウェアとしてファッションデザインに広く使用されています。
  • インテリアデザイン: グレーの壁、家具、カーペットなどが多くのインテリアデザインプロジェクトで見られます。中立色として、他の色との組み合わせに適しています。
  • ビジネスと企業: グレーはビジネス環境での中立性やプロフェッショナリズムを表現するためによく使われます。オフィスの内装やビジネスカードなどで見かけます。
  • テクノロジー業界: グレーは電子機器、コンピューターアクセサリー、スマートフォン、ノートパソコンなどの製品デザインによく使用されます。
  • 広告とマーケティング: グレーはブランドのロゴや広告キャンペーンの一部として使用され、中立性とプロフェッショナリズムをアピールします。

グレーをコーポレートカラーにしている企業

  • コクヨ
  • ソフトバンク

グレーを使う時の注意点

  • 他の色を引き立てる効果もあるグレーですが、多用すると「退屈」「曇り」といったマイナスなイメージが出てしまう場合もあります。コンセプトに合わせた色を組み合わせ、効果的に使用しましょう。
  • グレーは環境によって見え方が変わりやすい色です。紙媒体の場合は照明の影響をうけやすいので、使用する環境を想定し調整しましょう。 デジタル媒体は展示する環境や時間、ユーザーの使用する機器など様々な違いがあります。複数の条件下で想定したイメージになっているかチェックしましょう。