Illustratorで困った時の対処法

今回はAdobe Illustratorを使っているとよくある「3Dの画像が出てきた」「画面が白黒の線だけに」といった、「画面が変になった」時の対処法をご紹介します。

これは「遠近グリッド」と呼ばれるもので奥行きのある表現でレイアウトをするときに便利な機能です。初期設定のショートカット【Commandキー + Shiftキー + I 】、もしくは【Shift +P】で表示されます。印刷をしようと【command+P】の押し間違いで表示されてしまうことがあります。「遠近グリッド」は【Shift +P】で表示させた場合、もう1度【Shift +P】を押しても消えません。【P】+キーボーとの何かキーと一緒に押して出たからと、組み合わせを色々試しても消えないので、焦ってしまうケースがあります。

  • Mac:Commandキー + Shiftキー + I
  • Win:Shift+Ctrl+Iが可能
  • 画面上部の【メニュー】にある【遠近グリッド】→【グリッドを隠す】をクリックすると「遠近グリッド」を消すことができます。

これは「アウトラインモード」と呼ばれる状態で、フォントがアウトライン化されているかの確認や、画像がリンクなのか埋め込みなのかを確認するのに便利な機能です。フォントがアウトライン化されていれば文字の周りがアウトラインの線で表示され、アウトライン化されていない場合は、黒塗りの状態でフォントが表示されます。画像データが埋め込みの場合は《四角に[×]がない状態》となり、リンクされた状態の画像は《四角に[×]が入った状態》で表示されます。他にも入稿前に不要データが残っていないか確認する時にも使えます。

  • Mac:Commandキー + Shiftキー + Y
  • Win:Shift+Ctrl+Y
  • 画面上部の【メニュー】にある【遠近グリッド】→【グリッドを隠す】をクリックすると「遠近グリッド」を消すことができます。